体験談

■ 中1(横浜市)

息子は中高一貫校に進学後、しばらく普通に通学していたのですが、ある日から起き抜けにお腹が痛いとトイレに籠るようになりました。

痛みが治まってからやっと登校する日は週に2日、3日と増え、遅刻が通常になってきました。朝の腹痛は段々エスカレートし、とうとう痛みが出ると行けなくなってしまうようになりました。

病院を受診すると、神経性の腹痛という診断。痛み止めのお薬は出されたものの、一向に治る気配はなく、ついには家からも出られなくなりました。家の中ではもっぱらゲームの日々。スクールカウンセラーの先生や心療内科医にも相談しましたが、なかなか改善できず、こちらの先生を知人からご紹介され、相談しました。「まずは親として何をしてあげたらいいか」という疑問や、「よいと思ったことは何でもしてあげたいと考えていること」といった率直な気持ちもお伝えし、プランを立てていただきました。

そして、大学生のサポートを受けるコース(スタディパートナーコースと)コンサルタントのアドバイスを受けられるコース(家族コンサルティングコース)を受講し、親子共々、再スタートを切ることにしました。

SPの〇〇さんの訪問初日、緊張からか息子は部屋から出られず、ドア越しに簡単なお話をするだけで終了しました。親はその間、家でのかかわり方についてレクチャーしていただき、次の訪問に備えました。

2回目は、顔を合わせてご挨拶ができましたが、それ以上は進まず、”交換日記”で〇〇さんと会話をすることにして、また次回へ…

3回目の訪問では、「少し話してみたいな」とお部屋に〇〇さんが入ってから、会話がみるみる弾み、普通に会って話せるようになっていきました。息子の好きなアイドルやゲームについてのお話をしたり、息子の興味に合わせたイベントやアクティビティに連れて行ってもらったりするうちに、進路や将来についても相談できるようになっていきました。

そして、「今、自分は何をしたいんだろう?何をできたら良いんだろう?」ということを考えはじめ、今一度自らが決めた目標に向かって励むようになりました。

親のほうも、教育コンサルタントの先生に悩みを聞いていただき、息子の現状に適したかかわり方を丁寧にレクチャーしていただいた

ことで、息子との関係が円滑になりました。家庭内の雰囲気が変わっていったことも、息子の変化へのキッカケになったと感じています。

ご相談してよかったと心から感謝しています。

■高2 (品川区)

一般受験にて女子高に入学した娘は、部活にも入部し充実していた日々を送っていましたが、2年生になり専科コースへ入ってから人間関係に難しさを感じ始め、次第に学校へ足が向かなくなりました。

その頃、両親が離婚。母と一緒に生活するようになり、父とは時折、自宅外で会うだけになりました。

家のこと、進路のこと、学校生活のこと・・・母は仕事で多忙にしていたこともあって、様々な悩みやホンネを誰にも吐き出せずにいた娘は、夏休み明けから完全に不登校になりました。

その後、担任や進路指導の先生からの電話に受け答えはするものの、学校には行けず…やがて留年になるかならないかの瀬戸際の頃に、こちらへ相談しました。

スタディパートナーコースで大学生の〇〇さんと気軽な話題で交流するうち、次第に進路についても話せるようになっていき、訪問回数を増やし学習指導もお願いしました。

受験対策勉強や大学見学、そして楽しいお話…寄り添っていただきながら、大学受験のラストスパートを走りぬきました。

結果、無事に合格し、今では楽しく学生生活を送っています。また、不登校の経験を活かし、スタディパートナーとして研修受講中。

「かつての自分のように悩む子達の支援をしていきたい」と話しています。